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活動10年、10作目の節目に放たれたキャリア最高峰の傑作アルバム
傍若無人に鳴り響くアシッド・ベースが鮮烈な覚醒作用を引き起こし、緻密で超高速なケミカル・ビーツが全身の運動神経細胞を刺激する。さらに、ジャコ・パストリアスばりに爪弾かれるフレットレス・ベースの波動が、聴くものを精神の最深部にまでダイブさせる――それがスクエアプッシャーことトム・ジェンキンソンの音楽だ。
アンドレ3000(OUTKAST)やザ・ネプチューンズ、トム・ヨークといった名だたる人々から賞賛と尊敬を勝ち取り、フリー(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)をして“トムこそが世界最高のベーシストである”と言わしめたこの男は、完全なコントロールと職人芸、そして最良のものしか発表しないという確固たる決意のもとに音楽を作り続けてきた。ソフィア・コッポラは『ロスト・イン・トランスレーション』に続き、再びスクエアプッシャーのトラックを、彼女の
次回作の『マリー・アントワネット』(2007年日本公開予定)のサウンドトラックに採用することを発表している。
そんな彼の最新作『ハロー・エヴリシング』はこの10年間を記念するものであり、また、彼の一貫した妥協なき態度により、批評家からの絶賛や献身的な追従者を獲得してきたアーティストが持つ自信と成熟を見せつけるものである。最後に、スクエアプッシャー自身が今作について述べた言葉を紹介しよう。“音楽満載! 崖っぷちまで行った後にすることといったら、笑うことさ!” |
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