キース・フリント(以下K): それと、『Invaders Must Die』は、前作の後『Their Law』をリリースしてツアーもやったけど、俺たちが11年間一緒にレコーディングしていないことをみんなが気にしているように感じた。それで、今こうしてそれがどういうことだったのか、それでも大丈夫なんだという説明をしているけど、「よし、そういったことは吹っ飛ばして、完全なバンド・アルバムを作ってやろうじゃないか」と話し合った。そういったことに片を付けて、バンド・アルバムを作ろうってね。
L:『Invaders Must Die』というアルバム・タイトルは、俺たちからみんなへの声明のようなものだ。評論家やプレスといったことではなくて、防衛を意味している。俺にとってのこのタイトルは、自分にとって大切なことを防御するという意味だ。バンドの一員でいることはギャングの一員でいることのように感じることもあって、他人はみんな敵となる。そういった考えから来ているタイトルで、メンバーそれぞれにとって違った意味を持っていると思う。レコーディングを開始して、意味のあるものとなったんだ。
- 本作『Invaders Must Die』はライヴ感に溢れたサウンドに焦点を絞りつつ、これまでのバンドの魅力を凝縮したような作品ですが、このアルバム・タイトルが初めにあってそれに合わせて作られたアルバムということで、このタイトルがテーマの作品ということですよね? どうしてこのテーマを取り上げたのですか?
L:キースがさっきも言ったと思うけど、『Invaders Must Die』はある意味テーマではあって、お前がさっき説明したよな?
- 今作ではオールドスクールなレイヴ・シンセや8ビットのシンセ・サウンドが耳を惹きます。機材面、制作面での変化はありましたか? L:俺がスタジオで曲を書き上げてるときにキースが指摘してくれたんだけど、何曲かは昔と同じ方法で書いていたようなんだ。「Take Me To The Hospital」や、特に「Warrior’s Dance」なんかは92、3年あたりの作曲方法と同じ方法で書いていた。とは言っても、埃をかぶっていた昔のレイヴ・キーボードを取り出して使ったってわけじゃなくて、そういったキーボードは最初からスタジオにセッティングされていた。「Warrior’s Dance」が転機となった曲だったと思う。