主演映画『恋空』が大ヒット中の若手No.1女優、新垣結衣の歌手デビュー第1弾作品は、いきなりのオリジナル・フル・アルバム。抜群にキュートでありながらも天真爛漫でナチュラル! というガッキーの魅力を真空パッケージしたかのような作品に仕上がっている。つじあやの、安藤裕子、ミト(fromクラムボン)、スネオヘアーといった豪華作家陣の手による書き下ろしナンバーの数々は、“ガッキーらしさ”を120%引き出したナイス・チューンばかり。過度な装飾をいっさい排除したアコースティック調のサウンド、王道ポップスの魅力にあふれたアレンジの中広がる、ガッキーの普段着感あふれるヴォーカルが何とも心地よい。傍らでガッキーが歌っているような雰囲気に包まれており、ファンにとってはタマラない音作りとなっている。また、彼女自身が作詞にチャレンジしたM-5、M-10にも注目してほしい。88年生まれの弱冠19歳のガッキーが描くポエティックでロマンチックな世界観に、過剰にドキドキさせられるはず。(伊勢四郎)