PES/RYO-Z/ILMARI/SUの4MCズとDJのDJ FUMIYAからなるRIP SLYME。94年に開催された『YOUNG MCS IN TOWN 新人ラッパーコンテスト』で優勝したことをきっかけに数々のイベントに出演、期待の若手ラッパーとして注目を一手に浴びる。そして01年、シングル「ステッパーズ・ディライト」でメジャー・デビュー。翌年のシングル「FUNKASTIC」がスマッシュ・ヒットを記録し、シーンに大いなる新風を吹かせた。 そんな彼らの素晴らしさは、マスにも受け入れられやすい洗練された独自のポップ・センスと、コアなリスナーを唸らせる高次元で織り成されるラップのかけ合いを見事に両立させている点にある。優れた作品をこれほどまでにコンスタントに量産しているアーティストは、彼らの他にいないだろう。リリースごとに違ったアプローチを打ち出す多彩なシングル群はもちろん、オリジナル・アルバム『FIVE』(01年)、『TOKYO CLASSIC』(02年)、『TIME TO GO』(03年)、『MASTERPIECE』(04年)、『FUNFAIR』(07年)のどれもが爆発的ヒットを記録。RIP SLYMEは時を経るに連れ、その絶好調っぷりにどんどんと拍車をかけている逸材グループだ。